2014年06月02日
借金の消滅時効の銀行の対応
しかし実際には借金の消滅時効は簡単ではなく、貸金業者も簡単には時効させないのです。
途中で債権者からの請求があった場合には、借金の消滅時効は中断してしまうのです。
内容証明郵便で借金を催促した場合で、6ヶ月以内に裁判上の請求が執行されると借金の消滅時効が成立することになります。
また、債権者から給料が差し押さえられた場合でも、借金の消滅時効は中断されます。
そして時効が成立しているにもかかわらず、業者からの督促に対して支払ってしまった場合も、借金の消滅時効は止まってしまいます。
借金の消滅時効の中断事由としては、まず銀行などの債権者からの請求が挙げられます。
借金を減額するための承認のサインを送った場合も借金の消滅時効は止まるのです。
こうした債権者の行為を借金の消滅時効の中断と呼んでおり、借主の行為が時効の中断事由に該当してしまうと、借金の消滅時効を成立させることができなくなってしまうのです。
Posted by ギャン at 23:51│Comments(0)